兵庫・神戸のインターナショナルスクール

KOBILS(神戸バイリンガルスクール)

神戸西部の垂水区にある「KOBILS」は「よく遊び、よく学ぶ」を通して、バイリンガル能力とその他いろんな能力を身につけられる場とグローバルな学習を提供してくれます。学びの場と成果を伸ばすプログラムとして、スコットランドの学習重視のカリキュラム「CfE」と日本の国語、社会、道徳の教育課程を「KOBILS」のカリキュラムとして組み込んでいます。2歳児クラスはプリスクール、3歳~5歳は幼稚園児クラスのキンダーガーデン、6歳~12歳のエレメンタリースクールに分かれています。尚、幼稚園児クラスのキンダーガーデンの園舎は東垂水町字高丸の別地域にあります。

エレメンタリースクール基本情報

年齢:6歳~12歳
学年: 1.2.3.4年生開校中。2020年より新5年生、2021年より新6年生募集開始

特徴

縦割りクラス

ホームルームや教科により2~3学年まで同じクラスになります。社会、美術、道徳、ライフスキルは1年を通じて反復学習を行います。

レベル別学習

英語、国語、算数ではそれぞれのレベルや学習スタイルに合ったグループで学んで、最大限の達成が遂げられます。

日本教育システムも採用

日本の教育指導要領から国語、社会を取り入れ、音楽ではピアニカを採用し、給食もあります。野菜を多く含むバランスのとれた日本スタイルの食事で、給食当番の子どもたちが配膳を手伝い、食材や役割について学びます。また、一日の終わりには掃除の時間もあります。

言葉への配慮

授業は全て英語で行われますが、日本語の授業もあります。低学年では母国語以外の言語(ほとんどの場合、英語)を優先的に学びますが、4年生からは専門言語やバイリンガルとしてのバランスを考えて決定できます。

ライフスキルカリキュラム:お金の管理など

1年間の活動費としての18,000円を銀行口座に子どもたちが預け、その入金方法やATM使用方法を学びます。高学年になるとインターネットバンキングを利用して管理方法を学びます。活動費から自分で予算を組んで、寄付を行ったり、利益運営事業(ビジネス)に投資することもあります。また、料理・洗濯・簡単な家具の組み立てなど日常生活に不可欠なスキルも学びます。

テクノロジーによる教科横断学習

低学年からiPadを使い、4年生からは別途テクノロジー費を追加して充実した学習を行います。ほぼ全ての教科において、アプリやオンライン教材を活用した授業が行われます。

モーニングクラブ・アフタースクール

希望により3歳以上の子どもさんは、7:30~18:00までスクールで過ごせます。曜日ごとに設定されたテーマに基づき学習できます。

費用

授業料:70,000円×12ヶ月=840,000円
 (1学期-300,000円、2学期-300,000円、3学期-240,000円)
給食費:8,000円×11ヶ月=88,000円
 (1学期-32,000円、2学期-32,000円、3学期-24,000円)
(1学期-20,000円、2学期-20,000円、3学期-20,000円)
スクールバス:5,000円×11ヶ月=55,000円
 (1学期-20,000円、2学期-20,000円、3学期-15,000円)
年間諸経費
 施設費:60,000円、教材費:60,000円、サマースクール:60,000円、
第2言語としての日本語(JSL):300,000円
入学時費用
 入学金:200,000円(キンダーガーデン入園時に入学金を納入済みの方は減額)
iPad購入費
モーニングクラブ:7,000円×11ヶ月=77,000円
 (1学期-28,000円、2学期-28,000円、3学期-21,000円)
アフタースクール:
 (週1:1学期-36,000円、2学期-36,000円、3学期-27,000円)
 (週2:1学期-48,000円、2学期-48,000円、3学期-36,000円)
 (週3:1学期-60,000円、2学期-60,000円、3学期-45,000円)
 (週4:1学期-80,000円、2学期-80,000円、3学期-60,000円)
 (週5:1学期-92,000円、2学期-92,000円、3学期-69,000円)
*上記には別途消費税がかかります。
給食:アレルギーが多岐にわたる場合や深刻な場合以外は、給食の選択ができます。(卵アレルギーは除去可能です。)
バス:明石、学園都市、須磨、名谷、垂水区付近

教科

言語A:英語

第2言語としてカリキュラムに組み込まれている英語は、レベル別の小人数グループや全体で学習します。「writer’s workshop」でスペル及び文法を楽しみながら書くことを学べます。図書館には「Oxford Reading Tree」などのリーディング教材が沢山あり、一度に4冊まで借りれます。オンライン教材の「Raz-kids.com」や「IXL.Math」なども使用できます。読み書きやリスニング、スピーキングは教科を横断して学習され、他の子どもたちとの共有を心掛け、Show and tell や About my life などの発表、演劇、議論や討論などの機会が与えられます。子どもたちは学年別目標の達成よりも、各々のペースで学習・向上して行くことが重視され、6年間の学習終了時にはインターナショナルスクールのグレード7/year8/S2に入学できるほどの学力がつきます。

言語B:日本語

国語の教科書は日本の小学校で使われるテキストを使用しています。学年に捉われず一人一人のペースに応じた学習ですから、日本の小学校と比べて前後することはありますが、6年生までには日本の中学校に入学できるだけの能力がつきます。第2言語としての日本語(JSL)では、母国語としての日本語を学べるよう、遠足で自然に日本語を使う機会を設けるなど実践的な方法でイマ-ジョンを基本としたカリキュラムが組まれています。ひらがなは早期に学習することで読み書きが素早くできるようになり、習得後、漢字のカリキュラムに移ります。

算数

早い時期から充実した学習を行う日本の学習指導要領に加えて、CfEカリキュラムを基に計算能力を高めます。基礎計算能力を重視し、暗算能力が向上します。進度に上限を設けず、子ども自身のペースで算数を追求し、完璧に理解した上で次のステップに進むことができます。将来にわたって、英語と日本語の両方を使って問題を解決できるよう学びます。世界を意識し主にメートル法を学びますが、英国の単位であるインペリアル法も少し学習します。通貨については、日本通貨を第一に学び、子どもたちの関心や訪れた国や出身国の通貨についても学び、ライフスキルクラスでは実践的算数として、ファイナンスや貯金管理、お金の使用、子どもたちによるスモールビジネスの運営なども行われます。

健康・ウェルビーイング(心身の健康)

運動スペースが限られるので、体操は外部の教室で週1度、1時間の授業を設けています。体操教室はキンダーガーデンの年少から始まり、校外での体操やスイミング、テニス、フットサルに取り組みます。その他ドッジボールやサッカー、おにごっこ、ランニングなどが行われ、定期的にハイキングも行われます。休み時間には縄跳びや竹馬などが利用できます。
心の健康に関しては、毎週行われるカリキュラムレビューで、母国語で自由に話す機会が与えられています。新1年生入学時には年上の子どもとペアとなって、手伝うよう促されます。
また、道徳の時間ではウェルビーイング(心身の健康)について学び、緊急時の対処法や困った時には助けを求めることなどを学びます。

表現芸術

ピアニカはキンダーガーデンの時に始められ、1・2年生で楽譜が読めるよう学習します。その他の楽器に触れる機会も与えられ、年度末にはページェント(劇)も催されます。アートは独立した教科として、また他の教科でも組み込まれて学びます。演劇は4年間読み書きの授業のなかで学びます。

サイエンス

キンダーガーデンからエレメンタリースクールの6年間を通じて学びます。1年生からは個別科目として、また全体のカリキュラムの中にも統合されて学習します。サイエンスは好奇心を促し、実験・観察・研究を通して仕組みを学び、一般的常識を培うことを目標としています。毎日の生活にサイエンスがどのように関係しているかを意識することが大切と考えているようです。

社会(ソーシャルスタディ)

日本の教科書やその翻訳で日本の歴史や文化を学び、また世界各国の教科書の内容を抜粋して構成されています。CfEカリキュラムの基となったスコットランドについても学びます。ミックスの方や他国籍の方に合わせた柔軟な構成ですが、含まれない民族や経歴の子どもさんの場合は、それに対応したカリキュラムが組まれるようです。

IT

子どもたちは教科を横断してカリキュラムに取り組むため、各自iPadを使います。好奇心をそだて、問題解決能力やプレゼンテーションのスキルを伸ばして行きます。ワープロソフト、基本的ウェブサイトの構築、ビジネスで使う基本的ソフトウェア、オンラインプレゼンテーションの作成など、様々なソフトウェアやアプリケーションを6年生までに使えるようになります。

宗教と道徳

KOBILSは多文化の学校ですから、道徳については無宗派、非宗教的視点で学び、休日や祝日は一般的慣例で祝います。CfEではキリスト教を重視しますが、KOBILSでは世界の中の一つの宗教と捉え、クリスマスやイースター/スプリングを非宗教的方法で祝っています。
道徳では、公平・不公平の理解、他人との協力、良い友人・良い家族・広い世界の良き一員になることを学んで行きます。

時間割:グレード1(例)

      月曜     火曜      水曜      木曜     金曜
8:30-9:00 登校/休憩/  登校/休憩/  登校/休憩/   登校/休憩/   登校/休憩/
朝会   ホームルーム ホームルーム  ホームルーム  ホームルーム
1)9:00- 道徳     言語B:    言語B:     算数     言語A:
9:45         日本語    日本語            英語
2)9:50-  表現芸術:   言語A:    社会:      社会:     言語B:
10:35  アート    英語     日本語    日本語    日本語
10:35- 休憩     休憩     休憩      休憩     休憩
  10:55
3)10:55- 言語A     健康/   カリキュラム  表現芸術:   健康/
11:40          体育    レビュー    アート     体育
11:45- ランチ    ランチ   ガンバ体操    ランチ    ランチ
  12:40               クラブ
4)12:50- ライフスキル  理科    ランチ     言語A:     算数
13:30   A                    英語
5)13:35-  算数    サイエンス   言語A:    言語B:   ライフスキル
14:20                英語      日本語      B
14:20- 休憩     休憩     言語A:     休憩      休憩
 14:35              英語
6)14:35- 言語B:    算数      算数    テクノロジー  図画工作
15:20  日本語
15:20- ホームルーム ホームルーム ホームルーム ホームルーム ホームルーム
 15:30
15:35-   ドラマ    日本語    写真部    卓球
 16:25                       ボードゲーム

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